東に沈む夕日

真っ赤な赤絨毯をこちらに向かう正装した壮年の社会低地位のある

人たちと廊下ですれ違った。

その瞬間、彼れらは

壁に消えてネームプレートになった。

 

廊下を右に曲がり、

田舎のキャバレーみたいな店(繁盛していた)を駆け抜け、

ホテルの厨房みたいなところを通り、

屋外に出た。

 

良港の湾のようであり対岸に小山が見えた。

津川雅彦が手を振って見送ってくれた。

雰囲気は港ではないが、

そこは「苫小牧港(西工区)」と夢の中の自分は認識している。

 

東に向かって歩いた。

迷路のような、

香港のスラムみたいな感じのところ…

途中、国鉄日高線のダイダイ色の車両が斜めに半分

泥に水没して顔を出していた。

 

光は斜陽だった。

 

太陽が沈みかけていた。 

東の地平線に!

この記事を書いた人

 2010年3月まで、北海道の「オホーツク地方」に勤務。2010年4月「日高優駿浪漫街道」沿線に転勤異動。2013年4月千歳市に転居。水のあわない仕事を渋々している。早く株で儲けて株式の配当金と家賃収入で所得を得、仕事を辞め”不労者”になるのが夢。こよなく苫小牧を愛し住宅ローンを返済中(T_T)  最近、花粉症になったみたい。  えらく気に入っている言葉は"刻舟求剣"である。  M3を買うのが夢のまた夢!!

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