夕方、国道36号線の植苗付近を走行していたら
鹿がひかれていた。
片側2車線の交通量の多い道路で、夕方のラッシュでもあるし、
金曜日は単身赴任のサラリーマンも自宅に帰るから
交通量は平日より、それは多い。
オス鹿は外側線にうずくまっていたが、
首は立てていた。
足は折れているようで、口からは血を流している。
回収業者とハンターに電話で連絡して、
到着するまで、交通整理をした。
15分ぐらい経過して、鹿が折れた足で立ち上がって
車道の中央まで出てしまった。
ますます交通整理が面倒と思っていたら、
ちょうど警察のパトカーが来てくれ、
交通整理を始めてくれたので大助かりだ。
これで、鹿の状態だけ監視し、ハンターの到着だけ待っていればよいなーと思っていたら
対向車線でゴンと鈍い音がした。
鹿に気をとられた軽自動車がブレーキを踏んだところに
後ろから軽自動車がぶつけたようだ。
これは、私の管轄外。おまわりさんも大変だわ。
そうこうしているうちに、
鹿も弱ってアスファルトに首を横たえていた。
人の良さそうなハンターのおじいさんが到着した。
この辺りは、
ウトナイ湖の南側にある砂浜が繁殖地になっているので
そこを目指して鹿が往来するのだそうだ。
先週、熊がJRにぶつかったのも
その砂浜の近くで、JR千歳線の勇払川を渡る鉄橋上だったと聞いた!
先週のブログの予想は外れていたわ。
▼ウトナイ湖から南へ流れ出す川が「勇払川」、その付近の湖畔が砂浜で鹿の繁殖地らしい。
https://www.google.com/maps/@42.6644581,141.7077498,4529a,35y,38.66t/data=!3m1!1e3
そんな雑談もほどほどにして、処分してもらうことになった。
人の良さそうなハンターのおじいさんが
キリリとハンターの目になって、
処分して、歩道の外まで引っ張っていってくれた。
ちょどそこに回収のユニックが到着。
慣れた手つきで、後ろ足にワイヤーを掛け
荷台に積んだ。今週の回収は3頭目とのことだ。
ちょっと前まで生きていたのに…と思いつつも
お巡りさんに完了を告げ帰宅した。
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