「日高山脈横断」1/4~意気揚々とJRトマム駅に降り立つ~
昨日は、興奮で23時過ぎに眠りについた。午前1時ころ目が覚めて、もう一度寝たが午前3時半に目が覚めてしまった。準備して午前6時ピッタリに出発し車でJR新得駅へ向かう。駅前には無料の駐車場がある。
▼トマムまでの切符640円:トマムは隣の駅だが普通列車が走ってないので、特急券は必要ない!昨年8月に新得駅員に問い合わせて確認済み。相当前から今回の計画は立てていた。

▼新得駅:特急スーパーとかち2号 新得 07:17発 トマム 07:39着

▼車窓から:登ろうとするオダッシュ山は雲の中か、ちょっとがっかり。

▼昨年の春から温めてきた計画ルート。JRトマム駅からオダッシュ山を経由して新得駅に戻るつもり。

▼トマム駅到着:トマムリゾートへ行くバスの運転手が線路の向こうから「乗りますか?」と声をかけてきた。もちろん乗らないが。

▼スタート位置:「石勝高原駅」と表示されているなーWiki:1987年(昭和62年)2月1日トマム駅に改称。

▼道道136号を東へ進む:トマムリゾート入口前で気温確認、マイナス1℃、風速風は3m/s程度、雪がちらついている。

▼KP77

▼中トマムバスベイ

▼送電線の下を通過。除雪ラックと散布の併用車が焼き砕石を散布していった。

▼道東自動車道の橋梁が見えてきた。トマムICまで2km

▼位置:平均速度5.1km/h程度で歩いている。予定通りだ!

▼トマム市街に入ってきた。プチホテル グレーシィトマム前:このホテルに前泊して2日間の行程にすることも検討していた。金土の宿泊では前日に予約が取れる訳もないが…天気を予測して一か月前から予約するのも無理だ。

▼位置:4.5km走破

▼トマム小中学校

▼交差点を左へ

▼歩道が無くなった。安全のため、必ず右側を歩く!

▼位置

▼散布のおかげで歩きやすい^^

▼天然のガードレール

▼両側の山がせり出し谷の中を進む。

▼なんじゃこいつは?と思っているだろうドライバー

▼位置:串内ゲートまで、あと1km

▼筋肉車が見に来た!

▼右に曲がると串内牧場へ

▼串内ゲート前でコーヒーを準備中の筋肉さん。待ち合わせ時間に1分と狂いがなかった^^

▼ここで、積んできてもらったスノーシュー、ストックおよび靴を受け取る。インスタントコーヒーはセイコーマートオリジナル。

▼位置

▼ゲート前で30分休憩

「日高山脈横断」2/4~いつも道東道から眺めていた牧場より逆に道東道を眺める!~
▼休憩終了:ゲートイン

▼スタート早々、汗ばみダウンを脱ぐ

▼反射板山と松平橋が見えてきた。

▼松平橋:防護柵破損したまま。4月に開く牧場の準備作業の車だろうか2台いる。

▼位置:右へ曲がる。

▼串内第2ゲート

▼MSRのステッカー発見!

▼除雪はここで終わり。雪上車が左へ曲がっている。

▼雪上車の跡を牧場の奥へ進む。すこぶる歩きやすい^^

▼振り返ると、道道が流されて無くなっていた。台風10号による被災。

▼位置:迂回しているのが明確。

▼時速4.1km。非常に快調

▼道道は右だが雪上車は大きく左へなぜ?

▼位置

▼理由が分かった! 道路が流されて無い(T_T)

▼沢の上流へ迂回する。

▼雪上車跡も道道へ戻ってきた。

▼道東自動車道見えてきた。

▼ここから予定通り右へゆくか、それとも左へゆくか、オダッシュへのルートに迷う。

▼位置:左を選択

▼NEXCO第二狩勝トンネルBP坑口

▼夢にまで見た立ち位置!これがしたかった。

▼ドライバーからはこんな感じ

▼交通量多い。

▼クラストした雪は歩きやすいが…風が強い!

▼吹きっさらし。どんどん風が強くなる。

▼風速確認:13m/sもある。

▼深い沢の向こうにオダッシュ山

▼送電線が合流しているところを左から迂回し目指す。正面の林だが、大抵、木の残ってるところは沢筋だ。

▼位置

▼追い風なので歩きやすいが、強すぎ!

▼オダッシュへのルートが見えてきた。

▼また沢筋か?危険を感じて近づかずに右へ大きく迂回

▼迂回し下流から確認すると、大きな雪庇の上に乗ろうとしていた。直高10mあるかも。台風10号すごい。

▼また、浸食された沢筋。今度は左へ迂回。

▼あの、コルまでいって、右に折れオダッシュを目指すつもり。

▼反射板山近い。

▼位置

▼うんこだらけ

▼コルにたどり着いて、十勝が一望だ!

と思った瞬間
”幸運な不幸”が…
「日高山脈横断」3/4~帽子を飛ばされ、オダッシュ断念~
▼十勝が見えた瞬間、強力な西風に帽子を飛ばされた!もう、あっという間に見えないところまで行ってしまった。とっても気落ちしたがオダッシュに向かう。

▼50mほど登ったところで…やはり帽子が無いと(バラクバはかぶっている)登る気力が無くなった。

▼風速を測定したところ、20m/sを超えている。

オダッシュ断念(T_T)
賢明だろう。
帽子が飛ばされたおかげで、あきらめがついた。
なので、”幸運な不幸”と呼んだ。
このまま登れば、悲惨な目にあっていたかもしれない。
▼送電線の下を東へ進む。ちょうど、帽子が飛ばされた方向なのでふたりで探索しながら

▼またもや大きな浸食された沢!ここには北電の管理用通路があるはずだがズタズタである。

▼沢沿いを登って帽子を捜索する筋肉さん。本人はあきらめているが。

先に進むことにした。
▼NEXCO第二狩勝トンネルの終点坑口直上。結局、オダッシュへ行かずにこのトンネルの上を歩いてきたことになる。

▼位置:一部データ欠落している。筋肉さんのデータをもらい部分的につなぎ合わせることにする。

▼いままで何度も持ってきたアクエリアスを飲む。こいつは5座くらいは登山しているはず。

おいしくない。やはり、ポカリスエットのほうが旨い。
今日は、ゼリーは飲まない。
▼水と炭酸水を間違えたそうだ。

▼炭酸水で沸かしたコーヒー 味は変わらない。

▼道東自動車道沿いの林道を進み、オダッシュの登山口(新得側)へ向かうことにしたが…

▼浸食跡ばかりで、林道が見つからない。なぜ?

▼位置:川向こうの林道を探しているが、見渡す限り川しかない。

林道は何処だ?やっと、わかった。
林道自体が川に流されて丸ごと無い。橋ももちろんない。
探してもないわけだ。台風10号の猛威。
▼結局、送電線の下に戻った。

▼とぼとぼ歩き、増田山を目指すことにした。

▼ひたすら、送電線の下を東へ進めばよい。

▼直進するが、浸食跡は迂回するしかない。

▼送電線は直線だが、経路は浸食跡を迂回するので右往左往している。

▼左手のり面に雪崩あと

▼位置

▼増田山見えてきた。

▼増田山頂上

▼オダッシュ

▼ガード下で重機が除雪作業中、ここでスノーシュー脱ぐ。

▼脱いでいるときに、高速貨物が増田山トンネルから飛び出してきた。

▼位置

▼後ろから、作業を終えたバックホウがうさぎさんモードで追いかけてくる。

▼追いつかれないうちに、西新得信号場が見えてきた。

あとは、ただただ新得駅に向かって歩く。
「日高山脈横断」4/4~増田山経由。牛乳山の発見に驚き(o|o)新得駅でゴール~
▼道道へ出た。

▼新得11区

▼むむむ! 牛乳山とは??? 新たな目標発見(╹◡╹)

▼9号橋

▼”ひろないかわ”だと思い込んでいた”ひろうちかわ”

▼畜産試験場まえ

▼位置

▼まっすぐ、2km

▼昭和40年代に流行ったトタン屋根の家が立ち並ぶ

▼オダッシュ通アンダーパス。

▼どっちが国道38なのか?

▼商店街:シャッター街とは化していない。

▼本、酒、文具という不思議なとりあわせの店

▼新得駅到着 約30kmであった。

▼車で串内ゲートへ

▼結果
出発時間: 2017-03-04 07:41:57
到着時間: 2017-03-04 16:45:00
所要時間: 9時間 3分 17秒
移動距離: 28.92 km
登山/下山距離: 12.21 km / 16.73 km
平均速度: 3.2 km/h
最低/最高速度: 0.6 km/h / 6.9 km/h
最低/最高高度: 165 m / 705 m (高度差540m)
消費した水分量:0.6L
消費カロリー:3421kcal
歩数: 41,677歩
のぼった階段:83階
▼軌跡図その1:トマム上空より

▼軌跡図その2:新得上空より
