首都高LOVE/清水草一

2008/09/25

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「首都高LOVE/清水草一」

カテゴリ:Cinema&Drama

首都高LOVE/清水草一

「そのフェラーリください!」の清水草一さんが世に問う、首都高のドキュメントDVD。

首都高LOVE

清水草一のもうひとつのライフワーク、それは首都高の研究。

 2000年、『首都高はなぜ渋滞するのか!?』での斬新な渋滞緩和案で、道路官僚に衝撃を与えた清水草一が、今回は一・首都高マニアに戻り、首都高をマニアックに追い詰めてみた。

 長大トンネルや巨大なジャンクション、生きているように体をくねらす渋滞、働く管理車両たち。そこは男のワンダーランドだ。そして首都高の未来は? 幻想的なまでに巨きなネットワークの真実の姿を描き出す、2時間半のドキュメンタリー。

第1章 首都高の未来図 慢性的な渋滞の解消を目的に、ネットワーク整備の最終段階に入った首都高。中央環状線大橋JCT、晴海線、湾岸線拡幅の建設現場から、首都高の未来図をあぶり出す。

第2章 ザ・渋滞
 浜崎橋、箱崎、赤坂。車載映像と定点映像を組み合わせて、渋滞のメカニズムを知りながら、渋滞の美しさにも目覚めていこう。

第3章 中央環状新宿線開通
 2007年12月22日、17年の歳月を掛け、中央環状新宿線「山手トンネル」が一部開通した。
建設中のトンネル内、管理車両出動式、開通式典、走り初めの模様を熱くレポート。

第4章 首都高の車窓から
 茜色に輝くベイエリア、真夜中の都心環状線-首都高の様々なシーンを、車載カメラで淡々と収録。
都会の風が吹き抜けるステキな映像を駆け足でなぞって行こう。

コスト削減の為か、清水さん自らカメラ回しています。清水さんご自身が写っているシーンはマリオ二等兵殿が撮影しているのでしょうか?
とにかくカメラアングルに少し(いや、かなり?)難があります(^^;
車載カメラ走行早回しシーンでは音声も早回しになったままだし。

しかしそんな事は問題ではありません。清水さんの首都高に対する「愛」がまさに漲っているDVDです。

それに、現在建設中の大橋JCT工事現場の内部なんて滅多に見られるものじゃないです。

他にも、インタビュー中に首都高の担当者がフレームに写っていない別の担当者に「○○は××でいいんだっけ?」と聞いて「そう!」とか返ってくるあたりも面白い。
「イカの耳」など首都高内部用語が無修正で丸出しなのも素晴らしい。
この手作り感がとてもいいのです。何か、自分もその場にいて取材に参加してるような気分になります。

通常のドキュメンタリー映像ではこれらは全て欠点になりえますが、いいんです。だって大乗フェラーリ教始祖清水さんのDVDなんだもん。
マニアックで面白ければいいんです。
そういうのがイヤなら買わなければいい。フェラーリを買うか否かと同じ事です。

というわけで。。。

・とにかく首都高のマニアックな話が見たい聞きたい人
・ライター清水草一の著作は全て読みたい見たい聞きたい人

このどちらか一方だけでも当てはまる人にお勧め。NHKのドキュメンタリー番組のような内容を期待する人にはお勧めしません!

興味ない人には全く無意味で馬鹿高い出費になりかねないけど、そうでなければ4800円は激安。

ご注文は下記のURLにて。書店などでは扱ってません。
http://www.mediapit.co.jp/shimizusouichi/product_d7.html

この記事を書いた人

2010年3月まで、北海道の「オホーツク地方」に勤務。2010年4月「日高優駿浪漫街道」沿線に転勤異動。2013年4月千歳市に転居。水のあわない仕事を渋々している。早く株で儲けて株式の配当金と家賃収入で所得を得、仕事を辞め”不労者”になるのが夢。こよなく苫小牧を愛し住宅ローンを返済中(T_T)  最近、花粉症になったみたい。
えらく気に入っている言葉は"刻舟求剣"である。(意味は知らない)
M3を買うのが夢のまた夢!!だったが、2023年に住宅ローンを一括繰り上げで完済したことから、MモデルのM2を手に入れたので夢はかなった。めでたし、めでたし。あとは退職するだけ(^o^)

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