「啓蒙」は、NGワード!

 ”子供たちに土木について啓蒙を行った。”という表現は、外部に対して良くないだろう。

 「啓蒙」とは、無知蒙昧なものを教え導く。の意味で、対象者にとっては気分が良くない。やる気を出させるという意味で「啓発」という言葉におきかえることが多い。

 

でも、

 ”子供たちに土木について啓発を行った。”

ちょっとしっくりこない。

 そこで、

 ”子供たちに社会(基盤)学習についての一助を行った。”

まー、こちらのほうが、お役所的だが差し障りが無い表現だろう。クール

 

《参考1》  

 「蒙」の本来の意味は多毛で覆われた豚で、多毛で覆い隠されるところから、暗いとか、愚かという意味が生まれた。

 なので、「蒙」は外部に対して用いてはいけない文字だろう。

 

《参考2》
 中国人の考える中華思想では、「自分たちが世界の中心であり、中心から離れたところの人間は愚かで服も着用しなかったり獣の皮だったり、秩序もない」ということから、四方の異民族について四夷という蔑称を付けた。
東夷(とうい) – 古代は漠然と中国大陸沿岸部、後には日本・朝鮮などの東方諸国。貉(むじな)の同類。
西戎(せいじゅう) – 所謂西域と呼ばれた諸国など。羊を放牧する人で、人と羊の同類。春秋戦国時代は秦王朝をこれに当てた。(蘇軾「夷狄論」)
北狄(ほくてき) – 匈奴・鮮卑・契丹・蒙古などの北方諸国。犬の同類。
南蛮(なんばん) – 東南アジア諸国や南方から渡航してきた西洋人など。虫の同類。

 中華思想で回りの民族にあてた文字は、ろくなものが無い!

 古代の日本は「倭」と呼ばれていたが、その意味は”ねじまがった”号泣


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この記事を書いた人

2010年3月まで、北海道の「オホーツク地方」に勤務。2010年4月「日高優駿浪漫街道」沿線に転勤異動。2013年4月千歳市に転居。水のあわない仕事を渋々している。早く株で儲けて株式の配当金と家賃収入で所得を得、仕事を辞め”不労者”になるのが夢。こよなく苫小牧を愛し住宅ローンを返済中(T_T)  最近、花粉症になったみたい。
えらく気に入っている言葉は"刻舟求剣"である。(意味は知らない)
M3を買うのが夢のまた夢!!だったが、2023年に住宅ローンを一括繰り上げで完済したことから、MモデルのM2を手に入れたので夢はかなった。めでたし、めでたし。あとは退職するだけ(^o^)

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