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20141126公開
空から見る日高門別の移り変わり ~空撮写真で見る日高門別の変遷~
題:第4回イベント どんぐりかいぎ木育教室 in 門別小学校
時:2014年11月28日(金)
場:門別小学校
先生:神藤 直樹/生徒:小学校五年生26名
作成:どんぐりかいぎ実行委員会
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どんぐりかいぎ実行委員会の神藤といいます。
いつもは、日高自動車道で土木の工事をしています。
今日は、私が土木の仕事で使っている、 写真やソフトで みなさんの町「日高門別」を 空から見て、
昔の日高門別がどんなだったか、
そして、時間とともにどのように発展して 現在の形になったか 見てゆきましょう。◆
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今から70年前のことです。
この頃は、アメリカと日本が戦争をしていました。
★ 黄色い線は鉄道の日高線です。
日高門別駅は、ここです。
鉄道の通っているところは、今と変わりません。 道路をみてみます。
このころは、自動車はほとんど走ってなかったでしょう。
今の役場を中心に
苫小牧に行く道路★
正和(しょうわ)へ行く道路★
静内に行く道路★
がありました。家もまばらですね。
今ある、国道235号線は、★ この紫の線にあるはずですが、 まだ無いようです。
さて、 みなさんの門別小学校は、★ 緑町にないようです。
★ ちなみに、緑町は この頃西門別と呼ばれていました。
(※画像はすぐ切り替えない)◆
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★かなり家が増えて町が発展したのがわかります。★

★旭町のあたりの木が切られて、開拓されています。このころ旭町は旭ケ丘と呼ばれていました。★
★10年前は、こんな感じでした。(ページ02のワイプ)
★ もともと日高門別にはカシワの森が一面に広がっていたと言われています。
その森を、祖先の人たちが牧草地として開拓し、現在の日高門別の風景ができあがっています。


★門別川に架かる橋は鉄道と役場前の通りの橋だけです。
★門別川に注目してください!海にまっすぐ流れないで蛇行しています。
さらに十年たつとどうでしょうか。
(※画像はすぐ切り替えない)◆
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10年前は蛇行していた川が海にまっすぐ流れています。★
(※画像はすぐ切り替えない)◆
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みなさんのお父さんお母さんが産まれた頃でしょうか。
わたしも、昭和45年生まれなので、みんなと同じような年の子供がいます。
★やっと、今の国道があります。国道が開通したのは昭和44年です。
★小学校の場所には、昔の校舎があるようです。
★海岸線を見ると、漁港はまだありませんね。
(※画像はすぐ切り替えない)◆
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★やっと、今の小学校の校舎が完成したようです。
★中学校もはっきりわかります。
(※画像はすぐ切り替えない)◆
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★漁港ができてますね。
(※画像はすぐ切り替えない)◆
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★高速道路の日高自動車が開通しているのがわかります。
(※画像はすぐ切り替えない)◆
説明をなかむらさんに変わります。
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最後に、現在の日高門別の空撮写真を使って、
どこに、どのような森が残っているかを見てみましょう。
空中写真でみると森は同じように見えますが、 実は生えている木の種類が違います。
例えば、先ほどみんなで行った門別自然公園は、カシワの林でした。
★他にもカシワの林は茶色の部分がそうです。
日高門別にはカシワの林が多いですね。
このほかにも、
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★黄色の部分は、ミズナラやコナラなどのカシワ以外のドングリの林になっています。
このようなことが、土木の技術の一つである、
GIS(ジーアイエス)を使うと簡単に調べることができます。
それでは、このあと、 別の、土木の技術を使って、
日高門別を鳥のように空から見てみましょう
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はじめに、門別小学校に近付いてみましょう。(20秒)
そして、先ほどみんなで行った、富川自然公園に移動します。(20秒)
山のようになっているのがわかります。
一度高い位置にあがって、北の方に向かうと、日高自動車道が見えてきます。(20秒)
新しくできた日高富川インターチェンジです。
このように空から見ると、高速道路は土を盛ったり、山を削ったりして作られていることがよくわかりますね。(20秒)
最後にまた、学校に戻ってきました。 このビデオをつくったソフトは、中休みの時間に、
みんなが触れるようにしておきますので、 興味のある人は使ってみてください。
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▼空撮写真
出典:国土地理院 国土変遷アーカイブ
出典:Google Map
▼使用したソフト
Autodesk InfraWorks:土木インフラの予備設計向けの 3D モデリングツール
QGIS:地理情報の閲覧、編集、分析機能を有する無料のGISソフト
▼参考にしたWEBページ
日高町ホームページ
日高町 (北海道) – Wikipedia – 沙流郡
日高本線 – Wikipedia
国道235号 – Wikipedia
▼この資料他の公開先
URADO>どんぐりかいぎ
作成に使用したリンク・データ
北海道日高町 – 沙流郡www.town.hidaka.hokkaido.jp/web版の広報誌や産業学習推進制度、農業体験のできる「ひだ木もれび農園」。沙流川オートキャンプ場 – イベント情報 – 執行方針 – 北海道日高町 観光情報website
日高町 (北海道) – Wikipedia – 沙流郡ja.wikipedia.org/wiki/日高町_(北海道)旧日高町・門別町の2町による飛び地合併の協議を経て、2006年(平成18年)3月1日に廃置分合(新設合併)され、新たに「日高町」となった。町の面積の半分以上が飛地となっている。ほぼ同時期にあとから誕生した同振興局内新ひだか町とは無関係である。地理 – 人口 – 沿革 – 経済
日高町商工会www.h-hidaka.com/自然の恵あふれる日高町の情報満載!北海道を代表する日高山脈。沙流川の流れが刻んだ渓谷の景観。北海道(日高町)
日高本線 – Wikipediaja.wikipedia.org/wiki/日高本線日高本線(ひだかほんせん)は、北海道苫小牧市の苫小牧駅から様似郡様似町の様似駅を結ぶ北海道旅客鉄道(JR北海道)の鉄道 … ただし、日高本線を運転する列車はすべて苫小牧貨物駅を通過するため、下り列車の運転士は同駅ではなく苫小牧駅で出発 …路線データ – 歴史 – 運行形態 – 駅一覧
国道235号 – Wikipedia – ウィキペディアja.wikipedia.org/wiki/国道235号国道235号(こくどう235ごう)は、北海道室蘭市から同道浦河郡浦河町に至る一般国道である。 目次. [非表示]. 1 概要. 1.1 路線データ. 2 歴史; 3 路線状況. 3.1 通称; 3.2 道路施設. 3.2.1 道の駅. 4 地理. 4.1 通過する自治体; 4.2 交差する道路. 5 脚注. 5.1 注釈 …概要 – 歴史 – 路線状況 – 地理
■参考DATA■2006/03/01 飛地合併1965/4/1道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道235号として指定施行1953/05/18二級国道235号として指定1952年 (字)門別町を本町、西門別を緑町、旭ヶ丘を旭町とそれぞれ改称。 門別小学校の住所は、今は緑町だが、昔は西門別といった。1924年(大正13年)9月6日:日高拓殖鉄道の佐瑠太 – 厚賀間(軌間762mm、13.1M≒21.1km)開業。佐瑠太駅、門別駅(現在の日高門別駅)、波恵駅(現在の豊郷駅)、慶能舞駅(現在の清畠駅)、厚賀駅が開業。1925年(大正14年)2月10日:門別駅を日高門別駅に改称。1926年(大正15年)12月7日:厚賀 – 静内間(軌間762mm、10.2M≒16.4km)延伸開業。節婦駅、高江駅(現在の新冠駅)、静内駅が開業