(1)思ったより寒い
日の出(ご来光)を見に行く場合は、気温に注意!
一日で最も気温が低い時間に登ることになる。
寒い思いをするのはあるていど覚悟する。
風速1メートルにつき体感気温が1度下がる。
特に樽前山の場合、樹木が無く吹晒しなので、風速には気を付ける。
ふもと(苫小牧)の風速が小さくても、高度が上がれば風速は高くなる。
3m/sまでなら快適、5m/s以上なら中止
tenki.jpのレジャー天気で樽前山の標高1000m風速を参考にする。
山頂でのご来光待ちの時間は、体を動かさないので特に寒い!思った以上に寒い!
9月でもダウンがあった方がいいこともある。薄手の手袋も。
ツェルト(簡易テント)で待っている人もいたりする。
(2)ヘッデン(ヘッドライト)は必須
絶対に忘れないこと。7合目駐車場から帰ることになる。
(3)朝露は絶対にあると思った方がいい
雨が降って無くても朝露は必ずあると思った方が良い。
ただし樽前山の場合、登山道が広くて草被りが無いのでほぼ濡れることは無い。
大抵の山は、ずぶ濡れになるのでレインを着る。
(4)せっかく登るなら、”薄明”の時間を楽しむ
日の出ギリギリに山頂に到着するのでは無く、”薄明”の時間を楽しむのがエモい(=感慨深い、情緒がある、得も言われぬ)。日の出10分前には到着。
(5)視界は
昼間ならば、1,000mの山なので苫小牧市街から山頂が見えていることは確認してから7合目へ向かう。
夜間は、星が見えているか確認
(6)樽前山には、熊は寄りつかないので安心(陸続きなので絶対とは言えないが)
樽前山には、熊は寄りつかない。夜登っても大丈夫である。
ただし、熊鈴は絶対に装着すること。スライドする人たちが恐怖するため。
(樽前山は鈴無しの人が多い。)
「中秋の名月」を見に登るひとは多い。月明かりが強くでおすすめである。
樽前山と風不死岳のコル(鞍部)は熊の通り道である。(下図の赤いライン)
ここは昼間でも怖い。無闇に近付かないこと。
(7)7合目駐車場のあき
ご来光登山の出発時間ならば、確実に駐車できるだろう。コンディションのいい日なら車中泊の車もチラホラいる。手頃で人気がある山なので、ご来光客が自分一人ということは無い。
(8)通行止め
2022年ならば、道々141号線(樽前錦岡線)は2022年11月7日(月)午前11時~2023年4月17日(月)まで冬季通行止めとなった。この期間に登るならば、一般国道276号との交点にあるゲートから七合目まで6.6km歩くことになる。
市道樽前山観光道線(5合目ゲートから7合目までの未舗装道路2.7km)は、毎年概ね5月中旬にならないと通行止め解除しない。なので道道が開通していたとしても5合目から歩くことになる。
(9)山頂の虫
ご来光登山に関係しないが、気温が高い時は山頂にアブなどの虫がビックリするぐらい集まる。
これは、樽前山に限ったことではないが。
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