年収700万円のサラリーマンの納税額は年収500万円の3倍

年収700万円のサラリーマンの納税額は年収500万円の3倍- NEWSポストセブン(2011年12月31日07時00分)

所得税は複雑だ。給料が3倍になったから税金も3倍、という単純計算にはならない。少々給料があがっただけで、大幅に税金があがるケースも多々ある。ファイナンシャル・プランナーの山中伸枝氏が解説する。

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所得税の税率は、所得に応じて階段式に税率が高くなる「超過累進課税制度」が採用されています。例えば、各種控除を引いた後の「課税所得」が300万円の人(概ね、年収700万円のサラリーマン)は、

●195万円までの部分に対しては5%=9万7500円

●195万円超330万円までの部分には10%=10万5000円

で、計20万2500円が年間の所得税額となり、年収500万円の人(7万1000円)に比べて、納税額は約3倍となります。

所得が多くなればなるほど、高い税率がかかります。負担能力が大きい人には多く国に貢献してもらう仕組みなのです。

※『サラリーマンのための安心税金読本』(小学館)より

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この記事を書いた人

 2010年3月まで、北海道の「オホーツク地方」に勤務。2010年4月「日高優駿浪漫街道」沿線に転勤異動。2013年4月千歳市に転居。水のあわない仕事を渋々している。早く株で儲けて株式の配当金と家賃収入で所得を得、仕事を辞め”不労者”になるのが夢。こよなく苫小牧を愛し住宅ローンを返済中(T_T)  最近、花粉症になったみたい。  えらく気に入っている言葉は"刻舟求剣"である。  M3を買うのが夢のまた夢!!

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