「40代で社会的に孤立していて、性格的には無気力、すぐに自暴自棄になる人。そして自分のアイデンティティをろくでもないところに定め、安心しているような人が下流老人になる人の典型です」
貧しくても豊かな人間関係があれば、ある程度幸せに暮らせるが、下流老人にはそれがない。
以降、自分に当てはまる事項に◎を記す。
「親しい友人または飲み友達は少ない」(66%)◎
「冠婚葬祭は面倒なのでなるべく避ける」(41.5%)◎人は下流老人予備軍だ。
「その後の持ちつ持たれつの関係を考えると、長い目で見ればご祝儀代ぐらい回収できるんですよ。不義理をする人間は、いざとなっても誰も助けてくれません」
頼れる友人がいないため「ヤフー知恵袋にガチの相談を書き込む」が4%と少数だったのがまだ救いか。中でも春日氏が特に問題視するのは、「挨拶はあまりしない」(39.5%)✖️。かなり多いが……。
「挨拶をすればとりあえず敵をつくることはないのに、そういう損得勘定もできないから下流になる」
無気力といえば、何を飲みたいか考えるのが面倒で「居酒屋では『とりあえずビール』」(65%)◎、「布団はめったに干さない」(46.5%)◎、「意味はわからないがとりあえず横文字、流行語を使うことがある」(3.5%)◎など何げない言動がその表れ。「鍋からラーメンを直接食べる、キッチンで立ち食いする」(13%)✖️も地味に危ない。些細な「面倒」という気持ちが、下流老人の素質を育んでいるのだ。
「面倒くさいという考えは本当に危険です。ケジメのない生活を続けていると、少しずつ精神が蝕まれていきます。人間というのは誰しも、頑張ってハイレベルな所に行くより、低いレベルで現状維持をしながらブツブツ文句を言っているほうがラク。そうしていくうちに“不幸慣れ”してしまうんです」
「部屋を片付けられず、なるべく部屋にいる時間を減らしたりする」(11.5%)✖️など、間違った方向に努力するようになったら、もう末期段階といえる。
他には、「他人には理解不能なこだわりがある」(32.5%)◎といった人を遠ざける要素も、年をとってからでは直らない。「婚活をすれば結婚相手が見つかると思う」(23%)◎タイプは、婚活以前に自身のモテない性格を改善するのが先である。「成人式で暴れたことがある」(2.5%)✖️は「精神性が下流そのもの」。
結構当てはまるな(/ _ ; )
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