手順書3┃Google Earth や QGIS 等での活用手順

目次

7. Google Earth や QGIS 等での活用手順

GIS活用のメリット:
Googleマイマップには「最大1万点(または1レイヤー2,000点)まで」という制限や容量の限界がありますが、Google Earth ProQGISといったデスクトップPC用のソフトを使用すれば、制限なく全国のKPデータを一元管理・解析することができます。

【準備】KMLデータのダウンロード(PCで行う)

各道路事務所のマイマップから「KML形式にエクスポート」を選択して、PCにファイルを保存しておきます。

◆ Google Earth Pro で活用する場合(3Dでの現場確認・高低差把握)

  1. パソコンで「Google Earth Pro」(デスクトップ版アプリ)を起動します。
  2. 上部メニューの [ファイル] > [開く] をクリックします。
  3. 先ほど保存したKMLファイルを選択して [開く] をクリックします。
  4. 画面左側の「保留」または「お気に入り」欄にデータが読み込まれ、地球儀が自動的に対象の道路事務所へズームします。
💡 Google Earthでの実務のコツ:
地形の3D表示: マウスのホイールボタンを押しながらドラッグすることで、3Dの傾斜地や切り土・盛り土の地形とKPの位置関係を立体的に把握できます。災害時の斜面崩落箇所などの特定に非常に有効です。
ストリートビューとの連携: 画面右側の「ペグマン(黄色い人型アイコン)」を路線上にドラッグすれば、ストリートビュー画面とKPピンが同期し、現地の「見だしポール」が実際にどこにあるかをデスクにいながら確認できます。

◆ QGIS で活用する場合(管内図・法制度地図との重ね合わせ・位置解析)

  1. QGISを起動し、新しいプロジェクトを開きます。
  2. ダウンロードしたKMLファイルを、QGISの画面中央(マップビュー)、または左下の「レイヤパネル」に直接ドラッグ&ドロップします。
  3. 「追加するレイヤの選択」というポップアップが出たら、「Point(点データ)」が選択されていることを確認して [レイヤを追加] をクリックします。
  4. これで地図上にKPがプロットされます。属性テーブルを開くと、各ピンに格納されているKPの数値がそのままデータベースとして保持されていることが確認できます。
💡 QGISでの実務のコツ:
背景地図の重ね合わせ: 地理院地図(標準地図や航空写真)や、各自治体が公開しているオープンデータ(都市計画図、ハザードマップ)を背景に重ね合わせることで、多角的な道路管理図を作成できます。
一元管理: 複数の道路事務所のKMLを同じプロジェクトにすべて放り込むことで、一元化された「広域国道KPマップ」を自前で構築・編集することが可能です。
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