GISで見る郷土時層「十勝大橋」~新旧の十勝大橋は結構位置が違う~

▼2017年現在の国土地理院地図と1970年代の空撮写真を重ね合わせた。
 十勝川を渡河する薄い黄色いラインが1996年開通した「十勝大橋」(橋長501m)であり、帯広市の西二条通りに南下接続している。空撮写真にある旧「十勝大橋」(橋長369 m)は、現橋の下流に架橋されていて、その延長線上は帯広警察署のある帯広市の西一条通に向かっているが、直接接続しておらず、橋梁の帯広側でY字型の交差点となり西二条通りと大通りに向かって分岐し曲線で結ばれていた。
 また、国鉄民営化直前の1987年3月23日に全線が廃止された「士幌線」の「第二十勝川橋梁」が上流に見て取れる。
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20171111_130656 posted by (C)ミント専門官
▼十勝大橋付近拡大
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20171112_192448 posted by (C)ミント専門官
作成ソフト:QGIS2.18.14
レイヤー構成
(1)地理院タイル 淡色地図 透過率50%に設定
(2)地理院タイル 国土画像情報(第一期:1974~1978年撮影)
(3)道路基準点案内システム 道路基準点(実測版KP)
《参考》
十勝大橋 – Wikipedia
士幌線 – Wikipedia

この記事を書いた人

 2010年3月まで、北海道の「オホーツク地方」に勤務。2010年4月「日高優駿浪漫街道」沿線に転勤異動。2013年4月千歳市に転居。水のあわない仕事を渋々している。早く株で儲けて株式の配当金と家賃収入で所得を得、仕事を辞め”不労者”になるのが夢。こよなく苫小牧を愛し住宅ローンを返済中(T_T)  最近、花粉症になったみたい。  えらく気に入っている言葉は"刻舟求剣"である。  M3を買うのが夢のまた夢!!

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